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Channel: ジョニー暴れん坊デップの部屋
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【金田一耕助の冒険】これでも映画か!?(公開当時のキャッチコピー)

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eiga.com 作品情報 『金田一耕助の冒険』
■解説:盗まれた石膏像の首をめぐって起こる連続殺人事件を解決する金田一耕助の活躍を描く。横溝正史の原作『瞳の中の女』の映画化で、脚本は「渚の白い家」の斎藤耕一と「修道女 濡れ縄ざんげ」の中野顕彰の共同執筆、監督は「ふりむけば愛」の大林宜彦、撮影は「ブルークリスマス」の木村大作がそれぞれ担当。
■ストーリー:
すっかり有名になった金田一耕肋、最近は、等々力警部と一緒にCFに出演したりしている。その頃、街では、マリアを中心にした「ポパイ」という美術品専門の盗族団が暴れまくっていた。そのマリアが、十年前、金田一が真犯人をつきとめることができなかった「瞳の中の女」事件の鍵を握る石膏像、不二子像の首を、金田一のところへ持ち込んできた。不二子像とは、灰田勝彦が作ったもので、現在は、美術評論家の古垣和哉が保管している。さっそく、事件の渦に飛び込んだ金田一だが、その首が何者かに盗まれてしまい、それは古美術店々主明智小十郎の手に渡っていた。マリアたちの手引きで明智邸を訪れた金田一は、そこで、明智の妻文江に会う。彼女こそ不二子像のモデルであったのだ。金田一の行く先々で殺人事件が起こる。(後略)
■スタッフ:/監督 大林宣彦 /アニメーション・プランナー 和田誠 /脚本 斎藤耕一 中野顕彰 /原作 横溝正史 /ダイアローグ・ライター つかこうへい /製作 角川春樹 /プロデューサー 元村武 /撮影 木村大作 /美術 薩谷和夫 /音楽 小林克己 /主題歌 センチメンタル・シティ・ロマンス&村岡雄治 /録音 宮永晋 /照明 小島真二 /編集 井上親弥助 /監督 猪崎宣昭 /スチル 手塚龍巳
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■キャスト:古谷一行(金田一耕助) 田中邦衛(等々力警部) 吉田日出子(明智文江) 坂上二郎(石田五右衛門) 熊谷美由紀(マリア) 江木俊夫(パンチ) 阿部健多(サンデー) 木下隆康(ポスト) 大塚浩美(ピア) 仲谷昇(古垣和哉) 山本麟一(森友吉) 東千代之介(明智小十郎) 樹木希林(たね) 宇佐美恵子(英子) 原田潤(歌手) 小川亜佐美(綾香) 赤座美代子(藤井たか子) 夏八木勲(隈田光一) 草野大悟(高木) 重松収(矢野) 伊豆肇(今泉) 明日香(和泉里子) 南州太郎(根本) 小野ヤスシ(店員) 梅津栄(記者A) 車だん吉(警官) 大泉滉(老人A) 新山真由美(看護婦) 三輪里香(子供たちのりーダー) 佐藤蛾次郎(蛸島欲太郎) 角川春樹(団地の夫婦・夫) 千うらら(団地の夫婦・妻) 斉藤とも子(金田一を慕う少女) 横溝正史(横溝先生)
■作品データ:/製作年 1979年 /製作国 日本 /配給 東映 /上映時間 113分
※金田一探偵シリーズ大人気の当時、こんなパロディ作品を創ること自体、
冒険だったのではないのか???なにせ、古谷一行演じる金田一に「殺人
大好き♪」「本当は途中で犯人わかってるんだけど、殺人の連鎖を楽しむ
ためにあえて解決しないんだ!」などと言わせているのだから、台無しも
いいとこw他の出演者の皆さんも、嬉々として「金田一作品のパロディ」や
その他の角川映画のパロディを披露しまくる! テレビのスペシャル番組なら
全然違和感無く観れるが、映画としてはやっぱり、疑問符付くよなぁ~~w

●「金田一耕助の冒険」('79) センチメンタル・シティ・ロマンス

※この主題歌はめっちゃ郷愁を誘う~♪サントラ欲しス!本編DVDは要らんけどw

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※相棒の等々力警部を演じる田中邦衛さんが活き活きしてるなーーー。
「北の国から」でも時折見せた、ひょうきんな五郎さんが、全編にわた
って再現されている感じだー。

●「金田一耕助の冒険」は駄作か?(ネタバレあり)
『この映画の重要な登場人物は、吉田日出子扮する宝石商の妻ですが、彼女が、若き日には絶世の美女(大林監督は、これを自作の縁で、山口百恵の石膏像で表わしています)だった、というのが、大きな仕掛けになっています。/当時の関係者から聴いた話では、当初、大林監督は、この役を大屋政子に持ち込んだのだそうです。かつての山口百恵が、今は大屋政子の容姿になっていることの(故・大屋政子さんには悪いですが)残酷さと意外さ、そして、それにも関わらず持ち続けている執念、これは、横溝正史も、また、横溝が影響を受けたアガサ・クリスティーも手がけている、しかし、オリジナルのアイディアです。/何しろこの映画の原作は、金田一耕助(たしか)唯一の未解決事件「瞳の中の女」という短編なのですから。そこに、オリジナルの、しかし原作者のスピリットを活かしたストーリーを盛り込んだこの映画を、私はこよなく愛しています。』

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※樹木希林さんの怪演も、見所のひとつ!!

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※そういえば、最近の古谷さんは、土曜ワイド劇場の混浴露天風呂シリーズ
で木の実ナナさんとコンビ組んでるイメージが強いヨネーーー

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※角川春樹が、横溝先生に原作料を払うシーン。
横溝先生の台詞「わたしはこんな映画にだけは出たくなかった」
に爆笑させられたっwww

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※ヒロインの熊谷美由紀さんが殺人的なワカユサでしたワー↑↑↑
因みに、短編集である「金田一耕助の冒険」は、イメージを損なうので
読むのは注意が必要らしい(金田一の初心者は厳禁!!なんだとかwww)

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※大林監督による作品解説も非常に興味深く観れる♪当時の映画宣伝の
際のキャッチコピーは「これでも映画か!?」だったそうで・・・。
大林さん曰く、「パロディ作品はそうでなきゃいかん。顰蹙を買って
なんぼだ」みたいな説を延々喋りまくるのですが・・・不思議と言いくる
められてしまうところがありンス~。やっぱり、独自の世界観をきっちり
持ってる映像作家の方は、説得力がちゃいますわネー。

4月26日の雑学問題は・・・?(簡略解答は一番最後に!)

Q:火事が生んだ名物駅弁とは?

(解説)明治25年、静岡市の中心街から駅前にかけて大火が起きた。/弁当屋(現在の東海軒)の調理場も消失し、弁当屋の主人は、吸い込んだ煙が元で病床に伏してしまった。魚屋が見舞いに、と置いていったアマダイは、煮ると身が崩れてボロボロになってしまうので、妻は味付けしてご飯の上にかけて家族の食事に出した。こうして生まれたのが、静岡県の名物駅弁「鯛めし」である。

オコタエ~(o ̄∇ ̄)σ 鯛めし



関連雑学

・最初の駅弁は、国鉄宇都宮駅で売られた、おにぎり2個を竹の皮で包んだシンプルなものだった。ちなみに値段は5銭。現在、当時の内容にアレンジを加えて「汽車弁当」として販売しているのだとか。

関連動画

●♪~冷えた駅弁 ひろげた膝に こぼれてつもる 思い出を箸でひろえば 涙が落ちる~♪
・前川清  愛愁路


●中島みゆきのオールナイトニッポン月イチ 「お弁当物語」のコーナー


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