☆2018年9月16日~2018年10月15日の間にメディアに露出した有名人、DVDなどで観賞した作品の出演者、もしくは、直接お会いした一般人などなど、とにかく全ての局面でカッチョイイ~♪と感じさせてくれた男性(or男性キャラ)を対象とし、毎月超私的に選出する萌え度ベストテン。それがギザ萌えヒーロー(略してGMH♂)ランキングである!(毎月16日近辺にヒーロー編を、1日近辺にヒロイン編をお届けするのが恒例となっている)。同性さえも萌えさせる、その人間的魅力に満ち溢れた男性ランキング。さて、今年の9月男はいったい誰だっ!!
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ダ・ヴィンチニュース 棚橋弘至×田口隆祐【プロレス特集より】
→『映画『パパはわるものチャンピオン』で大村孝志=ゴキブリマスクを、自らの境遇と重ねて熱演した棚橋弘至と、ゴキブリマスクのギンバエマスクを演じた田口隆祐――現在「タグチジャパン」としても、ともにリングに立つ二人が、それぞれのレスラーとしての生き様について語り合った。
――棚橋さんの主演映画「パパはわるものチャンピオン」、とてもよかったです! 今回の特集のテーマがプロレスラーの「生き様」なんですが、まさにそういうお話で、大村孝志の生き様にぐっときました……。/棚橋 ありがとうございます!脚本がすごくよかったので、とにかく僕の演技でお話を邪魔しないようにしようと思いました(笑)。――かつてのエース大村孝志は、ケガによりトップ戦線から離脱し、ヒールレスラーになっていた。息子との関係にもひびが入り、苦悩の中、復活を決意する……というお話です。棚橋さんがゴキブリマスク、田口さんがギンバエマスクというヒールのタッグを演じられていて。お二人の掛け合いも多かったですね。/棚橋:いっぱい練習したよね。/田口:試合会場とかで、棚橋さんが近づいてくるんですよ。で、「なあ、ギンバエ!」って急に芝居の練習が始まる。/棚橋 即興でね。お笑いコンビがコントに入るような感じです。/田口:全然対応できなかったです。/棚橋:田口の棚橋への敬語が抜けないっていうね(笑)。――ギンバエマスクが怒ってゴキブリマスクを壁にダァン!と追い詰めるシーンなど、とてもリアルでした。/棚橋:「あ、田口に食われたな」と思いました。鬼気迫る演技というか、こんな田口は見たことがないぞと。/田口:ああいうところは普段の僕とまったく違うので難しかったです。僕は感情的に怒ることはないので。/棚橋:新日本プロレスの怒らないランキング1位が田口で、2位が棚橋(笑)。/田口:はい。穏やかな二人です。
/棚橋:僕はゴキブリマスク……大村孝志とシンクロする部分があったので、グッと感情移入できました。――観ているほうとしても、大村の人生と、棚橋さんのレスラー人生を重ねてしまうところはあります。/棚橋 「ケガで第一線を退いたレスラー」っていうところは、明らかに棚橋とオーバーラップしますよね。原作の絵本を小学校で読み聞かせしたことがあって、先に内容を知っていたんです。映画では現在のスター選手・ドラゴンジョージをオカダ(・カズチカ)が演じているんですが、絵本では棚橋がモデルなんです。絵本の発売は7年前なので、当時は確かにドラゴンが棚橋でもおかしくない。でも現在は……ゴキブリマスクのほうなんですよね。――そのせいか大村の苦しそうな表情などが真に迫っていて、プロレスファン、棚橋ファンは観ていてかなり胸が痛むのですが……演じていて辛くはなかったですか?/棚橋 生まれてから辛かったことがないので!(笑) 大丈夫です!/田口:さすがですね。/棚橋:「楽しい」だけで生きてます。――田口さんは大村というレスラーの生き様をどう見ましたか?/田口:そうですね……僕の生き方とはちょっと違うなと。大村の「また1番に戻りたい」という気持ちもわかるんです。レスラーはみんな1番を目指すものなので。でも僕はギンバエマスクのように、自分の役割に徹するような生き方が好きというか。1番になれる人となれない人がいると思っていますから。ギンバエマスクのふざけた感じも、ちょっと自分と近いのかなと(笑)。/棚橋 田口は若手の頃から、ちょっと変わっていたよね。なんかこう「細く長くやりたい」みたいな(笑)。僕らはメインイベントに出たいわけですよ、最後の試合に。でも田口は真ん中あたりの試合に出て、メインが終わるまでに会場でシャワーも浴びてしまえたらいいかな、みたいな感じで……そうじゃない?/田口:ズバリです!/棚橋(笑)。ジュニア(軽量級)のチャンピオンにもなっているし、実力は充分あるんですよ。あとは野心だけ(笑)。ただ田口はいま一番面白い時期を過ごしているんだろうなと思います。「タグチジャパン」で人気も出て、ここ1~2年が一番スポットが当たっているんじゃないかな。田口は遅咲きなんですよ。/田口:遅咲きですね……。
/棚橋:なんかさ、急にふざけ始めたよね。コメントも下ネタになったり。/田口:2014年にチャンピオンになった時からですね。/棚橋:そうだ、第69代のジュニアのチャンピオンになった時だ!――「シックスナインチャンピオン」という下ネタが誕生しましたね。/田口:第68代チャンピオンだったKUSHIDA選手に「田口が(以前ベルトを持っていた時に)しっかりしなかったから、ジュニアのベルトの輝きがなくなっていたんだ」というようなことを言われまして。/棚橋:全責任を押し付けられた(笑)。/田口:その通りだったんですよ。さっき棚橋さんがおっしゃったように、野心がなくて……ですね。/棚橋:ないって言うなよ(笑)。/田口:だからもう開き直って「ごもっともですが、それが何ですか?」と。チャンピオンになって、もっとふざけようと思った。そうしたら、すごくやりやすくなったんです。僕は、その日、観に来てくれた人の一番印象に残るような選手を目指そうと。「かっこいいもの」を演じるみたいなことを捨てて、素の自分を出していこうと思いました。今の僕は、実家にいる時の自分ですね。/棚橋:めっちゃ素じゃん(笑)。でも素で勝負し始めた時、自由を手に入れられるんだよね。「作っている」感じは、全部バレる。/田口 あー、そうですね。/棚橋:「アイツ無理してんな」って。結局、人となりが出てしまう。「素で勝負できるようになる」のは、レスラーとしてのひとつのターニングポイントですね。僕は……09年とか10年ぐらいからかな。「仮面ライダー」が好きだってカミングアウトしたぐらいの頃。公私混同し始めるといいんだよね(笑)。』
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→『映画『パパはわるものチャンピオン』で大村孝志=ゴキブリマスクを、自らの境遇と重ねて熱演した棚橋弘至と、ゴキブリマスクのギンバエマスクを演じた田口隆祐――現在「タグチジャパン」としても、ともにリングに立つ二人が、それぞれのレスラーとしての生き様について語り合った。
――棚橋さんの主演映画「パパはわるものチャンピオン」、とてもよかったです! 今回の特集のテーマがプロレスラーの「生き様」なんですが、まさにそういうお話で、大村孝志の生き様にぐっときました……。/棚橋 ありがとうございます!脚本がすごくよかったので、とにかく僕の演技でお話を邪魔しないようにしようと思いました(笑)。――かつてのエース大村孝志は、ケガによりトップ戦線から離脱し、ヒールレスラーになっていた。息子との関係にもひびが入り、苦悩の中、復活を決意する……というお話です。棚橋さんがゴキブリマスク、田口さんがギンバエマスクというヒールのタッグを演じられていて。お二人の掛け合いも多かったですね。/棚橋:いっぱい練習したよね。/田口:試合会場とかで、棚橋さんが近づいてくるんですよ。で、「なあ、ギンバエ!」って急に芝居の練習が始まる。/棚橋 即興でね。お笑いコンビがコントに入るような感じです。/田口:全然対応できなかったです。/棚橋:田口の棚橋への敬語が抜けないっていうね(笑)。――ギンバエマスクが怒ってゴキブリマスクを壁にダァン!と追い詰めるシーンなど、とてもリアルでした。/棚橋:「あ、田口に食われたな」と思いました。鬼気迫る演技というか、こんな田口は見たことがないぞと。/田口:ああいうところは普段の僕とまったく違うので難しかったです。僕は感情的に怒ることはないので。/棚橋:新日本プロレスの怒らないランキング1位が田口で、2位が棚橋(笑)。/田口:はい。穏やかな二人です。
/棚橋:僕はゴキブリマスク……大村孝志とシンクロする部分があったので、グッと感情移入できました。――観ているほうとしても、大村の人生と、棚橋さんのレスラー人生を重ねてしまうところはあります。/棚橋 「ケガで第一線を退いたレスラー」っていうところは、明らかに棚橋とオーバーラップしますよね。原作の絵本を小学校で読み聞かせしたことがあって、先に内容を知っていたんです。映画では現在のスター選手・ドラゴンジョージをオカダ(・カズチカ)が演じているんですが、絵本では棚橋がモデルなんです。絵本の発売は7年前なので、当時は確かにドラゴンが棚橋でもおかしくない。でも現在は……ゴキブリマスクのほうなんですよね。――そのせいか大村の苦しそうな表情などが真に迫っていて、プロレスファン、棚橋ファンは観ていてかなり胸が痛むのですが……演じていて辛くはなかったですか?/棚橋 生まれてから辛かったことがないので!(笑) 大丈夫です!/田口:さすがですね。/棚橋:「楽しい」だけで生きてます。――田口さんは大村というレスラーの生き様をどう見ましたか?/田口:そうですね……僕の生き方とはちょっと違うなと。大村の「また1番に戻りたい」という気持ちもわかるんです。レスラーはみんな1番を目指すものなので。でも僕はギンバエマスクのように、自分の役割に徹するような生き方が好きというか。1番になれる人となれない人がいると思っていますから。ギンバエマスクのふざけた感じも、ちょっと自分と近いのかなと(笑)。/棚橋 田口は若手の頃から、ちょっと変わっていたよね。なんかこう「細く長くやりたい」みたいな(笑)。僕らはメインイベントに出たいわけですよ、最後の試合に。でも田口は真ん中あたりの試合に出て、メインが終わるまでに会場でシャワーも浴びてしまえたらいいかな、みたいな感じで……そうじゃない?/田口:ズバリです!/棚橋(笑)。ジュニア(軽量級)のチャンピオンにもなっているし、実力は充分あるんですよ。あとは野心だけ(笑)。ただ田口はいま一番面白い時期を過ごしているんだろうなと思います。「タグチジャパン」で人気も出て、ここ1~2年が一番スポットが当たっているんじゃないかな。田口は遅咲きなんですよ。/田口:遅咲きですね……。
/棚橋:なんかさ、急にふざけ始めたよね。コメントも下ネタになったり。/田口:2014年にチャンピオンになった時からですね。/棚橋:そうだ、第69代のジュニアのチャンピオンになった時だ!――「シックスナインチャンピオン」という下ネタが誕生しましたね。/田口:第68代チャンピオンだったKUSHIDA選手に「田口が(以前ベルトを持っていた時に)しっかりしなかったから、ジュニアのベルトの輝きがなくなっていたんだ」というようなことを言われまして。/棚橋:全責任を押し付けられた(笑)。/田口:その通りだったんですよ。さっき棚橋さんがおっしゃったように、野心がなくて……ですね。/棚橋:ないって言うなよ(笑)。/田口:だからもう開き直って「ごもっともですが、それが何ですか?」と。チャンピオンになって、もっとふざけようと思った。そうしたら、すごくやりやすくなったんです。僕は、その日、観に来てくれた人の一番印象に残るような選手を目指そうと。「かっこいいもの」を演じるみたいなことを捨てて、素の自分を出していこうと思いました。今の僕は、実家にいる時の自分ですね。/棚橋:めっちゃ素じゃん(笑)。でも素で勝負し始めた時、自由を手に入れられるんだよね。「作っている」感じは、全部バレる。/田口 あー、そうですね。/棚橋:「アイツ無理してんな」って。結局、人となりが出てしまう。「素で勝負できるようになる」のは、レスラーとしてのひとつのターニングポイントですね。僕は……09年とか10年ぐらいからかな。「仮面ライダー」が好きだってカミングアウトしたぐらいの頃。公私混同し始めるといいんだよね(笑)。』
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