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Channel: ジョニー暴れん坊デップの部屋
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『万引き家族』コンフィデンスマンJPの疑似家族編にも通ずる・・・

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eiga.com 「万引き家族」は納豆ごはん!? 樹木希林は松岡茉優の“恋人”を酷評
『[映画.com ニュース] 第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを獲得した是枝裕和監督作「万引き家族」の公開記念舞台挨拶が6月9日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、是枝監督をはじめ、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、樹木希林、子役の城桧吏くん、佐々木みゆちゃんが出席した。/6月8日に全国329館(334スクリーン)で封切られた本作は、万引きで生計を立てながら暮らすある家族の姿を描く。パルムドール獲得という快挙を果たした是枝監督は「『(本作は)小さく産んで、小さな声で届けよう』ということでスタートしました。それが結果的に、広く、遠くまで作品を届けることができたのは、スタッフ、キャストがとても良い形で支えてくれたおかげだと思っています」と深い謝意を示した。
「是枝組で過ごした時間は、短くて穏やかなのに、所々でとんでもない興奮、そして爆発が起こる感じ。ちょっと感覚がおかしくなりそうだった」と言葉を紡いだ安藤は「監督に限らず、ここにいる皆さんは物凄い方々。納豆ごはんみたいな感じなんです」と独特な言い回し。「これはいつも通りのトークですね」というリリーのツッコミに慌て始めると「なんて言えばいいんだろう…キャビアを食べているような感じなのに、いつも納豆ごはんのような(笑)。監督の器の大きさと深さは見ていると恐ろしくなるくらい。その器が納豆ごはんを食べるお茶碗のように、心地よく受け止めてくれる」と必死に意図を説明していた。
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松岡は、劇中で唯一共演シーンのあった“4番さん”役の池松に対し、「今日はカンヌ以来“家族”に会えるということで嬉しかったんですけど、なんで池松さんが来てくれるんだろうと。今まで紹介できなかったんです。“家族”にようやく紹介できました」とニッコリ。場内からは温かい拍手が巻き起こったが、樹木の「将来に見込みがなさそう。幸せにならない相手だね」という発言には、観客も笑いを禁じ得なかった。酷評されてしまった池松は「図々しいと思いながら、ここに立っています」と謙そんしながらも、「カンヌからとんでもないお土産を持って帰ってきてくださった。平成の終わりにこんなことが起こるとは思ってもいなかった」と喜びを爆発させていた。/樹木は「(パルムドール獲得は)偶然じゃない。この前、河瀬直美さんから電話がかかってきて『長いこと貯めていたものが一挙に花開いた。本当に素晴らしい』と仰っていた。あんなに“わたくしが”という方が人を褒めるなんてね」とエピソードを披露。「9歳から28歳にかけて団地にしか住めなかった監督の貧しさ(の表現)に関しては右に出る者はいない! それが世界に認められたのは快挙。これが作家性じゃないかと思う。皆、感謝しています」と“毒舌”を交えながら是枝監督を絶賛していた。
みゆちゃんがテレビ画面に映るパルムドール像を見ながら作ったという“手作りトロフィー”を受けとった是枝監督は、締めの挨拶で「納豆ごはんのような映画です」と改めて強調して笑いを誘った。そして「毎日食べられると思います。見るたびに味わい方の変わる映画になったはず。みゆちゃん、桧吏くんの目線でも見られるし、大人は大人でちょっと切ないかもしれませんが、自分を超えていく子どもたちを遠くに見ながら、それでも“親”になっていく、そういう物語としても見ることができると思います。長く公開を続けていきたいので、また劇場に足を運んでください」と言葉に力を込めていた。』






Movie Walker 『万引き家族』の是枝裕和監督がリリー・フランキーを絶賛「バケモノです」
『リリーは、是枝監督が第66回の同映画祭で審査員賞を受賞した『そして父になる』(13)をはじめ、『海街diary』(15)、『海よりもまだ深く』(16)と3本の是枝組を経て、本作で遂に俳優のクレジットでトップに躍りでた。是枝監督が治役をリリーにオファーしたのは、『そして父になる』でリリーが演じた、子煩悩で味のある電気屋のオヤジ像がとても印象深かったからだそう。/今回の治も、ちょっぴり小ずるいけど憎めないお調子者の父親だが、そこに哀愁というスパイスが加わり、非常に人間味に溢れた父親像となった。是枝監督はリリーについて「お芝居というものとはちょっと違う感じの仕草をされる。リリーさんは、そういう演技が絶妙に上手いんです」と感心する。「『そして父になる』の時に希林さんがリリーさんに『あんたみたいなのが出てきたら、私たち俳優は困るのよ』と言っていました。どういうことかと言うと、『プロじゃない』というスタンスを確保しながら、『なにもしないことが映画においては一番強い』という一番難しいことをさらりとこなしてくる。彼はまさに “バケモノ”なんです」。
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「そして父になる」がハリウッドでリメイクされることになり、是枝監督はその映画を手掛けるスティーヴン・スピルバーグに会いに行ったが、そこでも開口一番にリリーの話題を切りだされたとか。「最初にスピルバーグ監督と握手をして座ったあと、『彼は一体何者だ?役者なのか?』と聞かれました。あのスピルバーグから見ても、リリーさんの有り様は異質だったらしくて。僕は、『彼はイラストレーターで、エッセイも書いていて、お芝居もするけど、役者じゃないのかもしれない』と言いました。そういう不思議なところがリリーさんのおもしろさだと思います」。
リリーが俳優として一気に注目を浴びたのは橋口亮輔監督作『ぐるりのこと。』(08)で、彼は鬱病の妻を支える夫を演じ、第51回ブルーリボン賞新人賞などを受賞した。もともと自身の強烈な個性をミックスした名バイプレイヤーとして活躍していたリリーだが、第37回日本アカデミー賞では、『そして父になる』で最優秀助演男優賞を、『凶悪』(13)でも優秀助演男優賞をW受賞するなど、すでに俳優として高い評価を受けていた。しかし是枝監督はリリーについて「世間的には役者として捉えられているけど、彼自身はそうじゃない気がするんです」と言う。「リリーさんについては “役者”という表現すら違う気がする。きっと彼は、なにかになってしまうことを良しとしない。偉くなっていかない感じがいいのかなと、僕は思っています」。/本作ではリリーもすばらしいが、是枝組初出演の安藤サクラや松岡茉優、リリーと同じく是枝組の常連にして名女優の樹木希林、子役の目利きである是枝監督がオーディションで選んだ城桧吏と佐々木みゆと、“万引き家族”を演じた6人全員の個性がそれぞれに際立っている。彼らは世間的に見れば、社会の底辺にいる弱者たちだ。でも、1つの部屋で集っている彼らの明るい表情を見ると、心がとても満たされているという印象さえ受ける。
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これまでいろんな形で“家族”を描いてきた是枝監督に、「家族のあるべき姿とは?」と問いかけてみると「答えはないんじゃないですか。わかっていたら撮らないと思います」と答えが返ってきた。「『万引き家族』は、多くの人から僕の集大成的作品だと言われるけど、自分のなかで“集大成感”はまったくなくて。むしろ今回、新しいカメラマン(近藤龍人)と組んだり、安藤さんや松岡さんに入ってもらったりと、自分としては初めての試みをした感覚が現場では強かったです。ただ、10年以上撮ってきた家族というモチーフがいろいろと形を変えて反復されている部分もあるでしょうし、そういう意味では、将来的にそういう位置づけの作品になるのかもしれません」。』











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☆書籍「元気が出る言葉」&サライ「日めくり漱石」をお届け♪

(詳細は、1月2日の日記を参照のこと!)

☆さ~~て、本日6月9日(土)の、「元気が出る言葉」は~?

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◎関連書籍、楽曲、映画(ドラマ)などなど・・・

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☆本日の、『日めくり漱石』は・・・
サライ 「夏目漱石」の記事一覧

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細かすぎて伝わらない関連動画など

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