eiga.com 作品情報 『ヘイトフル・エイト』
で進んでいく独特の世界観は、「相変わらずよノォ~~ゥ」という感じ。
■解説:「イングロリアス・バスターズ」「ジャンゴ 繋がれざる者」のクエンティン・タランティーノ監督の長編第8作で、大雪のため閉ざされたロッジで繰り広げられる密室ミステリーを描いた西部劇。タランティーノ作品常連のサミュエル・L・ジャクソンを筆頭に、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー、ウォルトン・ゴギンズ、デミアン・ビチル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、ブルース・ダーンが出演。全員が嘘をついているワケありの男女8人が雪嵐のため山小屋に閉じ込められ、そこで起こる殺人事件をきっかけに、意外な真相が明らかになっていく。音楽をタランティーノが敬愛する巨匠エンニオ・モリコーネが担当した。70ミリのフィルムで撮影され、画面は2.76:1というワイドスクリーンで描かれる。
■スタッフ:/監督 クエンティン・タランティーノ /製作 リチャード・N・グラッドスタイン ステイシー・シェア シャノン・マッキントッシュ /製作総指揮 ボブ・ワインスタイン ハーベイ・ワインスタイン ジョージア・カカンデス /脚本 クエンティン・タランティーノ /撮影 ロバート・リチャードソン /美術 種田陽平 /衣装 コートニー・ホフマン /編集 フレッド・ラスキン /音楽 エンニオ・モリコーネ
■キャスト:サミュエル・L・ジャクソン(マーキス・ウォーレン) カート・ラッセル(ジョン・ルース) ジェニファー・ジェイソン・リー(デイジー・ドメルグ) ウォルトン・ゴギンズ(クリス・マニックス) デミアン・ビチル(ボブ) ティム・ロス(オズワルド・モブレー) マイケル・マドセン(ジョー・ゲージ) ブルース・ダーン(サンディ・スミザーズ)
ジェームズ・パークス デイナ・グーリエ ゾーイ・ベル リー・ホースリー ジーン・ジョーンズ キース・ジェファーソン クレイグ・スターク ベリンダ・オウィーノ チャニング・テイタム
■作品データ:/原題 The Hateful Eight /製作年 2015年 /製作国 アメリカ /配給 ギャガ /上映時間 168分 /映倫区分 R18+
オフィシャルサイト
※久しぶりの「タラちゃん印の映画」を堪能できた♪台詞のマシンガントーク■スタッフ:/監督 クエンティン・タランティーノ /製作 リチャード・N・グラッドスタイン ステイシー・シェア シャノン・マッキントッシュ /製作総指揮 ボブ・ワインスタイン ハーベイ・ワインスタイン ジョージア・カカンデス /脚本 クエンティン・タランティーノ /撮影 ロバート・リチャードソン /美術 種田陽平 /衣装 コートニー・ホフマン /編集 フレッド・ラスキン /音楽 エンニオ・モリコーネ
■キャスト:サミュエル・L・ジャクソン(マーキス・ウォーレン) カート・ラッセル(ジョン・ルース) ジェニファー・ジェイソン・リー(デイジー・ドメルグ) ウォルトン・ゴギンズ(クリス・マニックス) デミアン・ビチル(ボブ) ティム・ロス(オズワルド・モブレー) マイケル・マドセン(ジョー・ゲージ) ブルース・ダーン(サンディ・スミザーズ)
ジェームズ・パークス デイナ・グーリエ ゾーイ・ベル リー・ホースリー ジーン・ジョーンズ キース・ジェファーソン クレイグ・スターク ベリンダ・オウィーノ チャニング・テイタム
■作品データ:/原題 The Hateful Eight /製作年 2015年 /製作国 アメリカ /配給 ギャガ /上映時間 168分 /映倫区分 R18+
オフィシャルサイト
で進んでいく独特の世界観は、「相変わらずよノォ~~ゥ」という感じ。
eiga.com 映画.com ニュース タランティーノ監督自選 「ヘイトフル・エイト」の前に見ておきたい映画5本
→『クエンティン・タランティーノ監督が、最新作「ヘイトフル・エイト」で影響を受けた、もしくは共通点のある映画5本を仏プルミエール誌のインタビューで明かした。/タランティーノ監督が演出やトーンの上で最も近い作品として挙げたのは、ジョン・カーペンター監督作「遊星からの物体X」。カート・ラッセル、音楽のエンニオ・モリコーネ、雪といったあからさまな共通点はもちろんだが、登場人物同士がお互いを信用できないにもかかわらず、そこから逃れられない状況にあるという点で、どちらも「パラノイアに関する考察」だと指摘する。ちなみに、自身の監督作のなかでは、「レザボア・ドッグス」のほうがより「遊星からの物体X」の影響を受けているのだという。5作品は以下の通り。
→『クエンティン・タランティーノ監督が、最新作「ヘイトフル・エイト」で影響を受けた、もしくは共通点のある映画5本を仏プルミエール誌のインタビューで明かした。/タランティーノ監督が演出やトーンの上で最も近い作品として挙げたのは、ジョン・カーペンター監督作「遊星からの物体X」。カート・ラッセル、音楽のエンニオ・モリコーネ、雪といったあからさまな共通点はもちろんだが、登場人物同士がお互いを信用できないにもかかわらず、そこから逃れられない状況にあるという点で、どちらも「パラノイアに関する考察」だと指摘する。ちなみに、自身の監督作のなかでは、「レザボア・ドッグス」のほうがより「遊星からの物体X」の影響を受けているのだという。5作品は以下の通り。
▽「遊星からの物体X」(1982/ジョン・カーペンター監督) |
▽「ワイルドバンチ」(1969/サム・ペキンパー監督) |
▽「オリエント急行殺人事件」(1974/シドニー・ルメット監督) |
▽「太陽の中の対決」(1967/マーティン・リット監督) |
▽「カーツーム」(1966/ベイジル・ディアデン監督) |
「ヘイトフル・エイト」は、ワイオミング州を舞台に、クセもの8人が繰り広げる“密室”ミステリー。吹雪によって足止めを食らった8人の男女が居合わせた雪山のロッジで、密室殺人が発生する。疑心暗鬼に陥った8人は、探りを入れるため他愛のない会話を交わすが、それぞれの素性が明らかになるにつれ、偶然集まったはずの8人は過去につながりがあったことが発覚する。/キャストには、サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ウォルトン・ゴギンズ、ティム・ロス、マイケル・マドセン、ブルース・ダーン、デミアン・ビチル、紅一点のジェニファー・ジェイソン・リーという実力派がそろう』
※オススメ作の最後の2つは、初聞きの作品だっ!近いうち、借りてきてミヨウ~♪
※はっきり言って、「クセもの8人、全員ウソつき」とコピーにあるが、
一番ウソつきなのは、「タランティーノが仕掛ける“密室”ミステリー」
という文句を考えた宣伝担当であった、という事実!ビーックリやでー!
●予告編
★作品にまつわる、舞台裏の騒動がいろいろとあったらしい~↓
Aol News 放送禁止用語に脚本流出、警察ボイコットまで!タランティーノ最新作『ヘイトフル・エイト』にまつわる5つの「ムカつく騒動」とは?
→『■騒動その 脚本流出:出来上がったばかりの脚本を、本作にも出演するマイケル・マドセン、ティム・ロス、ブルース・ダーンとそれぞれのエージェントに見せたというタランティーノ。しかしその後、関係のないエージェントから売り込みが入り始め、脚本が流出したことに気付いたという。これに激怒したタランティーノは、本作の製作中止を発表。しかし、その後実施した同作の朗読会が大好評を博し、無事映画化が決定した。本件に関して事実はまだ明らかになっていないが、インタビューでタランティーノが、"ティムの可能性はなく、流出させたのは、マドセンかダーンか、どちらかのエージェントだ"と発言。マドセンもダーンも映画に出演していることからこの二人はシロ?!/■騒動その 全米警察ボイコット/■騒動その ハリウッドの殿堂で放送禁止用語/■騒動その 『スター・ウォーズ』に上映劇場奪われる/騒動その 名作曲家の受賞歴間違えて炎上』
※2つ目から5つ目までの詳細は割愛した。本記事を参照してもらいたい。。。
Aol News 放送禁止用語に脚本流出、警察ボイコットまで!タランティーノ最新作『ヘイトフル・エイト』にまつわる5つの「ムカつく騒動」とは?
→『■騒動その 脚本流出:出来上がったばかりの脚本を、本作にも出演するマイケル・マドセン、ティム・ロス、ブルース・ダーンとそれぞれのエージェントに見せたというタランティーノ。しかしその後、関係のないエージェントから売り込みが入り始め、脚本が流出したことに気付いたという。これに激怒したタランティーノは、本作の製作中止を発表。しかし、その後実施した同作の朗読会が大好評を博し、無事映画化が決定した。本件に関して事実はまだ明らかになっていないが、インタビューでタランティーノが、"ティムの可能性はなく、流出させたのは、マドセンかダーンか、どちらかのエージェントだ"と発言。マドセンもダーンも映画に出演していることからこの二人はシロ?!/■騒動その 全米警察ボイコット/■騒動その ハリウッドの殿堂で放送禁止用語/■騒動その 『スター・ウォーズ』に上映劇場奪われる/騒動その 名作曲家の受賞歴間違えて炎上』
※2つ目から5つ目までの詳細は割愛した。本記事を参照してもらいたい。。。
★「みんなの感想」より、ネタバレにならないモノだけを厳選して引用しようー
アニゲー映画 『ヘイトフル・エイト』みんなの感想/考察/評価、タランティーノ作品だった
→『/148:ネタバレなしで見た方が良いよ 映像と音楽でいきなり引き込まれるし、脚本が素晴らしいから心配しなくて良い/151:3時間の長さは感じなかった 飽きなかったけどおもしろいかと言われると・・・うーんどうだろう またしても日本版の予告は詐欺だよね/163:デイジーめちゃくちゃ可愛いな ジョン&デイジーの漫才コンビ感たまらん 評価の割れそうな作品だと思ったが俺は大好き/211:どんな脳みそしてたらあそこまで作り込んだセリフを生み出せるのか 話の流れとか正直どうでもいいんだよな 大体ネタばらしもしょーもなさすぎるしオチもグロで適当に終わらす辺りナメてる タランティーノの考え出す世界観、人物背景、掛け合いを3時間も見れるってのが至高/225:シチューが凄く美味そうなんだよな/235:ちなみにカートラッセルがぶっこわしたギター 借り物のアンティークだったそうで それを知らずにダミーじゃなく本物をぶっこわしたそうで 本物だと知っていたジェニファーリーのあのリアクションはマジだったそう』
※冒頭から鼻血出して、その後顔面から血の色が消えることのなかった、文字通り
紅一点のジェニファー・ジェイソン・リーだが、時折見せる無邪気なポ-ズとかが
ツボだったな♪アカデミー助演女優賞獲ってほしいヤー。ギター壊されるシーンで
「アワアワ」言ってたのもカワユかりしかw
アニゲー映画 『ヘイトフル・エイト』みんなの感想/考察/評価、タランティーノ作品だった
→『/148:ネタバレなしで見た方が良いよ 映像と音楽でいきなり引き込まれるし、脚本が素晴らしいから心配しなくて良い/151:3時間の長さは感じなかった 飽きなかったけどおもしろいかと言われると・・・うーんどうだろう またしても日本版の予告は詐欺だよね/163:デイジーめちゃくちゃ可愛いな ジョン&デイジーの漫才コンビ感たまらん 評価の割れそうな作品だと思ったが俺は大好き/211:どんな脳みそしてたらあそこまで作り込んだセリフを生み出せるのか 話の流れとか正直どうでもいいんだよな 大体ネタばらしもしょーもなさすぎるしオチもグロで適当に終わらす辺りナメてる タランティーノの考え出す世界観、人物背景、掛け合いを3時間も見れるってのが至高/225:シチューが凄く美味そうなんだよな/235:ちなみにカートラッセルがぶっこわしたギター 借り物のアンティークだったそうで それを知らずにダミーじゃなく本物をぶっこわしたそうで 本物だと知っていたジェニファーリーのあのリアクションはマジだったそう』
※冒頭から鼻血出して、その後顔面から血の色が消えることのなかった、文字通り
紅一点のジェニファー・ジェイソン・リーだが、時折見せる無邪気なポ-ズとかが
ツボだったな♪アカデミー助演女優賞獲ってほしいヤー。ギター壊されるシーンで
「アワアワ」言ってたのもカワユかりしかw
●タランティーノ監督、チャイニーズ・シアタニーに手形
※手形の間に、顎(アゴ)も突っ込んで、「アゴ型」も残せば良かったのにw
※手形の間に、顎(アゴ)も突っ込んで、「アゴ型」も残せば良かったのにw
ガジェット通信 『ヘイトフル・エイト』美術・種田陽平さんインタビュー「そのこだわりはタランティーノが小津安二郎になっちゃった感じ」
→『Q:―映画の冒頭からずっと雪の道のシーンが続いていて、未だ見ぬ「ミニーの紳士服飾店」とはどんなお店なんだろう? と観客としても想像がふくらむ演出だったと思うのですが、この雪山の中のお店をデザインするにあたって、とっかかりにした事はありますか?/種田:西部劇の中で自分が好きな建物を観て描きましたね。『シェーン』(1953)という映画の雑貨屋兼サルーンとか、『ウエスタン』(1968)の馬小屋と一緒になっているバーとか。でも監督が実現したかったのはのは、最終的には殺戮の場所になってしまうのだけど、それまでの雰囲気は「おとぎ話」に出てくる「おうち」のようにしたいということでした。「ミニーの紳士服飾店」を、よく西部劇に出て来る「サルーンスタイル」にしてしまうとは男っぽくなっちゃうからやめようと。駅馬車に乗って吹雪を逃れようとやってきた悪人どもが、いる人たちが「やれやれ、やっとお菓子の家に着いたぞ」と思えるようにデザインしました。
/Q:ジェリービンズやキャンディが棚に飾られているのも、女性店主ならではのこだわりですか?/種田:それは「クエンティンだから」ですよ。あの時代にあの形のジェリービンズってまだ無いと思うし、あれは人が攻撃されて倒れる瞬間に血と一緒にジェリービーンズが落ちていく、というシーンをクエンティンが撮りたくて置いたと。後は、映画の冒頭は長い雪の道のシーンからキリスト像のアップになりますが、あれだって西部劇では珍しいシーンで、クエンティンだからこそ、でしょうね。/Q:あのキリスト像はすごく印象的ですものね。/種田:いわゆる普通のキリスト像じゃない。あれはクエンティンが「セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の『イワン雷帝』(1944)のイワン雷帝の顔みたいな顔で」というオーダーで彫刻家が作ったのだけど、撮影中のアクシデントで壊れてしまって、現場のスタッフで一生懸命くっつけて直したんだけど、全然元通りにならなくて、でもそれをクエンティンが見て「これがいい!」って結局、壊れたキリストが採用された。/Q:なんと、トラブルが結果採用になったというすごいエピソードですね。/種田:他にもジェニファー・ジェイソン・リーがギターを奏でて歌うシーンで、ギターをカート・ラッセルが取り上げて壊すでしょう? そのとき彼女は「ギャー!」と叫ぶ。でも、映画の中の彼女はただそこにあったギターを気まぐれに弾いただけだから、そんなに驚く必要はないんだけど。でも、なんで彼女が叫んだかというと、そのギターは1800年代の本物のヴィンテージギターで、博物館から借りた物だったと。本当は壊すシーンは別のギターを取り替えて撮るはずだったのに、クエンティンが撮影に集中しすぎてカットするのを忘れていて、カート・ラッセルはそんな大切なギターだと知らないから破壊したんです。それを「良い芝居だ!」というので、そのまま使っているんですね。こういった事は、まさにクエンティンだなと思います(笑)《中略》
/Q:種田さんはタランティーノ監督と「キル・ビルvol.1」でもお仕事をされていますが、本作ではよりハードなお仕事であったのでしょうか?/種田:「キル・ビル」の時は、盛りだくさんで色味も多く、派手な世界だった。でも『ヘイトフル・エイトは、とにかく細かい所まで監督が納得できるように、小道具ひとつひとつまで、目を配らねばならなかった。椅子の高さとか酒瓶の位置とか。リハーサルの段階で「この椅子は高すぎるな」とか「瓶の位置がちょっと……」と監督はこだわってる。家具や小道具が俳優に絡んで、物語を進展させる役割があるからです。タランティーノがいきなり小津安二郎になっちゃった感じでした(笑)。棚に入っている物から壁に立てかけてあるもの、全てに監督の目が行き届いているんです。/Q:映画の画面に写らないもの、クローズアップされないと分からない物までも、そこまでこだわりがあるとは、タランティーノ監督ならではと言えるのでしょうね。/種田:でも、僕は「クエンティンはクレイジー」とは書いて欲しく無いんだ。彼は決してクレイジーでは無いんです。彼は人種差別や男女差別といった事は一切無い人です。だから、この映画の美術をアジア人である僕にやらせようと発想できるんですね。西部劇だったら、アメリカ人で、西部劇の美術を何度もやっているベテランの人にお願いする事がほとんどだと思うから。でもクエンティンは「いや、この西部劇はタネダにやらせてみよう」と思ってくれる。それって実はすごい事だと思いますよ。/Q:今日は貴重なお話をどうもありがとうございました!』
→『Q:―映画の冒頭からずっと雪の道のシーンが続いていて、未だ見ぬ「ミニーの紳士服飾店」とはどんなお店なんだろう? と観客としても想像がふくらむ演出だったと思うのですが、この雪山の中のお店をデザインするにあたって、とっかかりにした事はありますか?/種田:西部劇の中で自分が好きな建物を観て描きましたね。『シェーン』(1953)という映画の雑貨屋兼サルーンとか、『ウエスタン』(1968)の馬小屋と一緒になっているバーとか。でも監督が実現したかったのはのは、最終的には殺戮の場所になってしまうのだけど、それまでの雰囲気は「おとぎ話」に出てくる「おうち」のようにしたいということでした。「ミニーの紳士服飾店」を、よく西部劇に出て来る「サルーンスタイル」にしてしまうとは男っぽくなっちゃうからやめようと。駅馬車に乗って吹雪を逃れようとやってきた悪人どもが、いる人たちが「やれやれ、やっとお菓子の家に着いたぞ」と思えるようにデザインしました。
/Q:ジェリービンズやキャンディが棚に飾られているのも、女性店主ならではのこだわりですか?/種田:それは「クエンティンだから」ですよ。あの時代にあの形のジェリービンズってまだ無いと思うし、あれは人が攻撃されて倒れる瞬間に血と一緒にジェリービーンズが落ちていく、というシーンをクエンティンが撮りたくて置いたと。後は、映画の冒頭は長い雪の道のシーンからキリスト像のアップになりますが、あれだって西部劇では珍しいシーンで、クエンティンだからこそ、でしょうね。/Q:あのキリスト像はすごく印象的ですものね。/種田:いわゆる普通のキリスト像じゃない。あれはクエンティンが「セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の『イワン雷帝』(1944)のイワン雷帝の顔みたいな顔で」というオーダーで彫刻家が作ったのだけど、撮影中のアクシデントで壊れてしまって、現場のスタッフで一生懸命くっつけて直したんだけど、全然元通りにならなくて、でもそれをクエンティンが見て「これがいい!」って結局、壊れたキリストが採用された。/Q:なんと、トラブルが結果採用になったというすごいエピソードですね。/種田:他にもジェニファー・ジェイソン・リーがギターを奏でて歌うシーンで、ギターをカート・ラッセルが取り上げて壊すでしょう? そのとき彼女は「ギャー!」と叫ぶ。でも、映画の中の彼女はただそこにあったギターを気まぐれに弾いただけだから、そんなに驚く必要はないんだけど。でも、なんで彼女が叫んだかというと、そのギターは1800年代の本物のヴィンテージギターで、博物館から借りた物だったと。本当は壊すシーンは別のギターを取り替えて撮るはずだったのに、クエンティンが撮影に集中しすぎてカットするのを忘れていて、カート・ラッセルはそんな大切なギターだと知らないから破壊したんです。それを「良い芝居だ!」というので、そのまま使っているんですね。こういった事は、まさにクエンティンだなと思います(笑)《中略》
/Q:種田さんはタランティーノ監督と「キル・ビルvol.1」でもお仕事をされていますが、本作ではよりハードなお仕事であったのでしょうか?/種田:「キル・ビル」の時は、盛りだくさんで色味も多く、派手な世界だった。でも『ヘイトフル・エイトは、とにかく細かい所まで監督が納得できるように、小道具ひとつひとつまで、目を配らねばならなかった。椅子の高さとか酒瓶の位置とか。リハーサルの段階で「この椅子は高すぎるな」とか「瓶の位置がちょっと……」と監督はこだわってる。家具や小道具が俳優に絡んで、物語を進展させる役割があるからです。タランティーノがいきなり小津安二郎になっちゃった感じでした(笑)。棚に入っている物から壁に立てかけてあるもの、全てに監督の目が行き届いているんです。/Q:映画の画面に写らないもの、クローズアップされないと分からない物までも、そこまでこだわりがあるとは、タランティーノ監督ならではと言えるのでしょうね。/種田:でも、僕は「クエンティンはクレイジー」とは書いて欲しく無いんだ。彼は決してクレイジーでは無いんです。彼は人種差別や男女差別といった事は一切無い人です。だから、この映画の美術をアジア人である僕にやらせようと発想できるんですね。西部劇だったら、アメリカ人で、西部劇の美術を何度もやっているベテランの人にお願いする事がほとんどだと思うから。でもクエンティンは「いや、この西部劇はタネダにやらせてみよう」と思ってくれる。それって実はすごい事だと思いますよ。/Q:今日は貴重なお話をどうもありがとうございました!』
●巨匠モリコーネとの仕事にタランティーノ感激!『ヘイトフル・エイト』特別映像
☆本日2月27日(土)の、音楽関連の情報
【出来事】・ピンク・フロイド、初シングル「Arnold Layne」を録音(1967)/ストーン・テンプル・パイロッツがスコット・ウェイランドの解雇を発表(2013)
【誕生日】
・エイドリアン・スミス(アイアン・メイデン:1957)/徳永英明(1961)/チリ(TLC:1971)/アリ・タバダビー(ゼブラヘッド:1973)/ジョシュ・グローバン(1981)/ボビー・ヴァレンティノ(1982)/小倉誠司(flumpool:1984)/清水翔太(1989)/ハナエ(1994)
・エイドリアン・スミス(アイアン・メイデン:1957)/徳永英明(1961)/チリ(TLC:1971)/アリ・タバダビー(ゼブラヘッド:1973)/ジョシュ・グローバン(1981)/ボビー・ヴァレンティノ(1982)/小倉誠司(flumpool:1984)/清水翔太(1989)/ハナエ(1994)
【命日】
・克美しげる(2013)/トッド・ドックスタダー(2015)
・克美しげる(2013)/トッド・ドックスタダー(2015)
※徳永さんももう55歳なのですな~
予測してもしょうがないものは、予測しなくていいです |
《内容要約:誰でも将来のことは心配だと思いますけど、考えてもどうにもならないことをうじうじ考えているのはよくないですよ。将来の予測なんて当たるときは当たるし、外れるときは外れる。お金はちゃんと貯めておいたほうがいいですけど、「仕事はうまくいくか」「才能は衰えないか」みたいなことは、考え過ぎると余計ストレスがたまって、うまくいかなくなりますよ》
●金村義明の2016年優勝チーム予測(16分)
※一番してもしょうがないプロ野球優勝チーム予測
\症 ▲愁侫肇丱鵐 F椒魯 ぅリックス コ敕 Ε蹈奪
〆綽 ▲筌ルト C翔 さ霓 ス島 DeNA
※一番してもしょうがないプロ野球優勝チーム予測
\症 ▲愁侫肇丱鵐 F椒魯 ぅリックス コ敕 Ε蹈奪
〆綽 ▲筌ルト C翔 さ霓 ス島 DeNA