Quantcast
Channel: ジョニー暴れん坊デップの部屋
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2701

【BAD FILM】園子温監督の伝説のアレ

$
0
0
イメージ 6


eiga.com 作品情報 『BAD FILM』
■解説:香港が中国に返還された1997年、東京・高円寺の中央線を中心に日本人自警団と外国人グループが繰り広げる抗争を描く。園子温監督が95年に丸1年をかけて撮影したものの、そのまま未完成だった作品を2012年に完成させ、同年の第13回・東京フィルメックス特別招待作品として上映。
■スタッフ:/監督 園子温 /脚本 園子温
■キャスト
■作品データ:/製作年 2012年 /製作国 日本 /上映時間 161分
※みじかっ!!!

イメージ 1


●BAD FILM(プレビュー)


イメージ 3

※ボスによる対決シーン。このハゲ頭がめちゃいい味を出してくれる♪

eiga.com 映画ニュース 園子温監督が放つ未完の大作「BAD FILM」、当初の結末は“地下鉄テロ”だった……
『 園子温監督の“未完の大作”といわれた「BAD FILM」の完成版が(2012年)11月24日、開催中の第13回東京フィルメックスの特別招待作品として、東京・有楽町朝日ホールで上映された。/1995年に撮影されながら、未完に終わった本作。園監督自身がDVD-BOX「園子温 監督初期作品集 SION SONO EARLY WORKS: BEFORE SUICIDE」の収録に向け、10数年ぶりに完成させた本編161分の大作だ。上映後には園監督がティーチインに応じ、「日本の転換期にあった時代の空気を先取りしようとした。当初は地下鉄でテロが起こるという結末だったが、撮影が終わる直前に、オウム真理教による地下鉄サリン事件が起こってしまった」と明かした。/映画は日本人自警団と外国人グループの抗争を軸に、中央線で暴走するストリート・チルドレンの姿が描かれる。園監督が主催した路上パフォーマンス集団「東京ガガガ」のメンバーが多数出演したほか、2000人のエキストラを投じた大作だったが「当時は完全なインディペンデント。撮影が終わった時点で資金が底をついて、編集もできず手つかずの状態になった」と未完に終わった理由を説明。撮影した素材は約150時間にのぼるといい「当時、協力してくれた人々の熱い思いが素材に残っている。だから当時(編集で)切れなかったシーンもあるが、今はバッサリ切れる」と今だからこその“完成版”だと胸を張った。
イメージ 2

劇中には、現代の日本が直面する領土問題を彷彿(ほうふつ)させる展開もあり「95年当時はSF的なブラックジョークのつもりだったが、今見ると、切迫したリアルな空気感がある。こんなポリティカルな映画になるとも、こんな時代が来るとも思っていなかった」とあ然となる場面も。それでも「もしこの映画がなければ、時代や人間、魂との接合点を見失っていたかもしれない。ときには自分をも破壊することが大切」と自身にとっての分岐点だったとし、「あくまでパーティ映画としての楽しさを、観客の皆さんと共有したい」とアピールした。』

イメージ 4

※鳥が飛ぶTV画面が血で染まる・・・。何とも象徴的な絵だー。

サイの角のように 独りよがり映画論 『BAD FILM』 園子温の幻のフィルムがDVDに
『日本人のグループと中国人のグループが対立するあたりは「TOKYO TRIBE」を思わせなくもない。実はそのグループを横断するようにほかのグループが出来てきて、それがゲイ&レズビアンのグループだというのがおもしろい。それでいて両者の仲立ちをするはずの通訳のふたりはなぜか融和を嫌っていて暗躍することになる。/「TOKYO TRIBE」は巨大なセットを作り、こだわったカメラワークなども披露していたわけだが、『BAD FILM』は手持ちカメラでとにかく人を追い回している。舞台は東京の中央線沿線を中心にしていて、ゲリラ的に撮影したものと思われる。なかには渋谷のスクランブル交差点や、新宿駅前をほとんど占拠するような場面も登場する。撮影許可なんか下りないだろうから好き勝手にやっているはず。高円寺あたりの電話ボックスを破壊しているシーンがあるけれど、大丈夫だったのだろうか? 大半はデタラメなエネルギーの発散にも見えるのだが、妙に少女趣味みたいなところがあったり、詩的でもあり、その後の園作品の色々な萌芽が垣間見えるような気もする』

※やはり「TOKYO TRIBE」の原型を見てしまう。本作は素人演技なので、全体的に
はグダグダ感が漂っているのだが、要所要所の緊迫感はそれでも凄い!プロの役者
を使ってこの作品が撮られていたら、とんでもない代物に化けていたかも、だ。
(「TOKYO TRIBE」よりも多分数段クオリティの高い作品に仕上がったはず!)



なぜ犬は尻尾を振るのか。 青臭いやつにしかできないこと
→''' 『Hi-8で撮影されたいかにも自主制作っぽい映像は、正直言って、鑑賞するのにかなりの忍耐力を必要とします。100時間にも及ぶフッテージを編集する苦労は、想像に難くありませんが、161分という上映時間は冗長としか言いようがありません。出演者の中には、多少の演技の心得がありそうなひとが
何人か存在するものの、ほとんどが演技の素人でもあります。高円寺を舞台にした日本人グループと中国人グループの抗争はおよそ20年前にも存在したとはいえ、いびつに右傾化しようとする現在をみれば、
あまりにも予言的です。本作は、そのような陳腐な民族主義からくる差別に始まって、ゲイやレズなどの性差別をも題材にし、あらゆる自由を妨げる、あらゆる障害を露悪的に見せつけたうえで、それを乗り越えようとしているのではないでしょうか。園子温監督らしさは十二分に感じられるものの、長尺の本作に一貫した物語はありません。園監督の断片的な主張や単に映像的な模倣もしくは試行錯誤をコラージュしたような作品で、まとまりとか完成度といったものとは無縁です。

それでも、というかだからこそ、本作から伝わってくる魅力に抵抗することができません。本作は、ドキュメンタリーを模したフィクションであるモキュメンタリーとは逆に、あたかもフィクションを装ったドキュメンタリーのようで未熟さや稚拙さを補って余りあるエネルギーに溢れています。表現の初期衝動が持つ輝きを放っているのです。青臭いとバカにする人も多くいるでしょうが、青臭いやつにしかできないことがあるのです(中略)一時、「東京ガガガ」のメンバーは2000人にまで及んだそうですが、インターネットのない時代に園子温個人の表現への渇望がこれほど多くの人間に伝染していったことは、驚きであり、痛快でもあります』 '''
※「東京ガガガ」の名前だけは、漫画雑誌「ガロ」の広告(というか、広告費
は発生していないだろうから、ただの告知、か)などで見知ってはいた。しか
し、それを先導していた園子温という人物のことはまったく興味がなかったな
ぁー。確かに、まだネットがさほど普及していなかった時代の、クチコミ的な
広がりというものには、底知れぬパワーを感じずにはいられないヤ。。。

●Bad Film smack scene


シネマトゥディ 幻の作品は地下鉄サリン事件を予見していた…制作中のエピソードを明かす
『タイトルの「悪い映画(BAD FILM)」に込めたメッセージについて、園監督は「1995年の撮影当時、『いい子いい子』な日本映画に対して、もっとたちの『悪い映画』を撮ってやろう」との意図からつけたと説明。実は作品のラストでは地下鉄でテロが起きる設定だったというが、「撮影の終わりごろに、本当にオウム(真理教による地下鉄サリン事件)が起きたので止めた」と衝撃の事実を告白。それは裏を返せば、本作が「時代の空気を先読みしようと思って作った映画」という園監督の言葉通りの作品だったということになる。/また、自ら主宰した「東京ガガガ」についても園監督は言及。「あらゆる意味においてゼロ」を目的とするため「存在を残すつもりはなかった」といい、散り散りになった当時のメンバーは現在いろいろなところに潜伏しているとのこと。「この間、税務署から電話がかかってきたんですけど、(電話の相手が)『あなたはわたしがわかりませんか? わたしは”ガガガ”です』って」と興味深いエピソードを披露する一幕もあった。/もし「ガガガ」をやっていなかったらという問いに対して、園監督は「映画に執着しすぎて、時代とか人間の魂との接合を失って、どうでもいい人になっていたと思う」と明かす。「エネルギーを注ぎ続けるためには、自分を破壊することが大事。だから毎日、破壊してください!」と語りかけると、観客は神妙な顔つきでうなずいていた。』

イメージ 5

※当時の、シャープな園子温監督w

●園子温「女優は全員脱げ!!!」と爆弾発言

※『舟を編む』の石井裕也監督をこきおろしているのは、満島ひかりを
奪われた恨みによるものが大きいようなwww
でも、やっぱり面白いなー。園監督は・・・

☆あとは、これが楽しみかな~~~。2020年ごろには観れるかな?
日刊スポーツ・ドットコム 押尾事件「10年たったら」映画化したい
『開催中のベネチア国際映画祭に参加した園子温監督(48)が8日(日本時間9日)、保護責任者遺棄致死などの罪に問われている押尾被告を扱った映画を作る意向を明かした。同被告と一緒に合成麻薬を服用した女性の全裸遺体が発見されるなど、衝撃度の高い事件でもあり、裁判過程を注目。「探れない部分がありそう。すぐ作るには、時期が近すぎる。10年ぐらいたったら作りたい」。08年「愛のむきだし」やベネチア出品作品「冷たい熱帯魚」(来年正月公開)に続き、製作中の次回作も実際の事件から発想を得ている。「事実は小説より奇なりというけど、事実にはつまらない部分がある。ファンタジックなものを加えて、事実を越えたい」と話した。(ベネチア=柴田寛人)[2010年9月10日8時53分 紙面から]』

「ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”

■7月23日の言葉:(の中で)


◎関連リンク
[]



「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”

《》年(年)7月23日:

・・・

細かすぎて伝わらない関連動画や雑学、感想など

◎関連動画

[[embed()]]

◎関連雑学
『』

◎感想


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2701

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>