※小林聡美さんの本を2冊ほど買ってきた~~♪
Amazon.co.jp ワタシは最高にツイている (幻冬舎文庫) 文庫 – 2010/2 小林聡美 (著)
■内容(「BOOK」データベースより)
ささやかな出来事が簡単にシアワセにしてくれる。笑えて味わい深いエッセイ集。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 小林/聡美
1965年東京都生まれ。女優。82年、映画「転校生」で初主演。その後、ドラマ「やっぱり猫が好き」などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■登録情報
文庫: 230ページ
出版社: 幻冬舎 (2010/02)
発売日: 2010/02
商品パッケージの寸法: 15 x 10 x 1.2 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 4.0 レビューをすべて見る (38件)
■カスタマーレビュー
小林聡美が好き。
投稿者 ボーキサイト 投稿日 2007/12/2
・まずポーカーフェイスで聡明なところがよい。ユーモアの質がウェットなチャップリンではなく乾いたバスター・キートン的なのも好感が持てる。そして東京生まれながら自分のバカさ加減を無責任に笑い飛ばしツッコミを入れられる大阪的な気質の持ち主であることもポイントが高い。その小林聡美が文芸系PR誌に連載したエッセイに、書き下ろしを加えた34編で単行本化したのがこの本だ。地に足の着いた文章にいろんな滋味を含む笑いがトッピングされたエッセイ集。
・女優であり主婦でもある彼女が、愛犬「とび」や「オット」など自分をめぐるヒトやコトとの間で日々巻き起こる諸々の出来事を、普通の人の目線で描き出している。人間の記憶の奥底に眠っているさまざまな感情を、ユーモアとともに呼び覚ましてくれるようで、凝り固まった体のツボを押されるように気持ちいい。ひとつの文章が完結したあとに添えられるひと言がクスッと笑え、40歳以上限定のツッコミが絶妙だ。「誤算の散髪」の「吉田拓郎なら結婚するところである」には爆笑! 「病の小悪魔ちゃん」「おセンチ世代」「輝かしいバブル山荘」「楽ちんウェルカム」といった著者独特のネーミング・センスもきらりと光る。
・映画『かもめ食堂』の撮影にまつわる話もあり興味深かった。そこから派生した「ふたたびフィンランドへ」はしみじみとしたエッセイとして秀逸であり、怖がりなのに結局同じホラー映画を4回も観てしまうことになる「エクソシスト」、少女時代の生き生きとしたグラフィティである「キャンディーズのいた青春」、大型家電店の店員とのやりとりがおかしい「ワタシの電脳生活」が、なかでもとくに楽しく読めた。表紙を飾る須藤由希子の装画がこれまた素晴らしい。この本を読む機会に恵まれたワタシは最高にツイている。
ささやかな出来事が簡単にシアワセにしてくれる。笑えて味わい深いエッセイ集。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 小林/聡美
1965年東京都生まれ。女優。82年、映画「転校生」で初主演。その後、ドラマ「やっぱり猫が好き」などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■登録情報
文庫: 230ページ
出版社: 幻冬舎 (2010/02)
発売日: 2010/02
商品パッケージの寸法: 15 x 10 x 1.2 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 4.0 レビューをすべて見る (38件)
■カスタマーレビュー
小林聡美が好き。
投稿者 ボーキサイト 投稿日 2007/12/2
・まずポーカーフェイスで聡明なところがよい。ユーモアの質がウェットなチャップリンではなく乾いたバスター・キートン的なのも好感が持てる。そして東京生まれながら自分のバカさ加減を無責任に笑い飛ばしツッコミを入れられる大阪的な気質の持ち主であることもポイントが高い。その小林聡美が文芸系PR誌に連載したエッセイに、書き下ろしを加えた34編で単行本化したのがこの本だ。地に足の着いた文章にいろんな滋味を含む笑いがトッピングされたエッセイ集。
・女優であり主婦でもある彼女が、愛犬「とび」や「オット」など自分をめぐるヒトやコトとの間で日々巻き起こる諸々の出来事を、普通の人の目線で描き出している。人間の記憶の奥底に眠っているさまざまな感情を、ユーモアとともに呼び覚ましてくれるようで、凝り固まった体のツボを押されるように気持ちいい。ひとつの文章が完結したあとに添えられるひと言がクスッと笑え、40歳以上限定のツッコミが絶妙だ。「誤算の散髪」の「吉田拓郎なら結婚するところである」には爆笑! 「病の小悪魔ちゃん」「おセンチ世代」「輝かしいバブル山荘」「楽ちんウェルカム」といった著者独特のネーミング・センスもきらりと光る。
・映画『かもめ食堂』の撮影にまつわる話もあり興味深かった。そこから派生した「ふたたびフィンランドへ」はしみじみとしたエッセイとして秀逸であり、怖がりなのに結局同じホラー映画を4回も観てしまうことになる「エクソシスト」、少女時代の生き生きとしたグラフィティである「キャンディーズのいた青春」、大型家電店の店員とのやりとりがおかしい「ワタシの電脳生活」が、なかでもとくに楽しく読めた。表紙を飾る須藤由希子の装画がこれまた素晴らしい。この本を読む機会に恵まれたワタシは最高にツイている。
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